漕ぎ方の比較
カナディアンカヌーで使うシングルブレードパドルは、片側で漕いでもまっすぐ進むようにパドリングしなければなりません。つまりパドリングは、一漕ぎで進む力を得ることと方向のコントロールをすることの両方の意味があります。このページでは、四つの漕ぎ方のイメージを比較して、方向のコントロールをどのようにしているかを確認して下さい。
Ｊ−ストローク、ラダー・ストローク、カナディアンストロークの漕ぎ始めは同じです。そしてブレードが自分の横を過ぎるくらいまで同じように漕ぎ、自分より後ろにいってから漕ぎ方による違いがでてきます。つまり右漕ぎでただ漕いでいるとカヌーは左に曲がって進みますが、カヌーの後ろを左に戻すようにすることでまっすぐ進むようになります。、ストロークの後半に水を右に押し出したり、水の抵抗を受けるようにします。
これらに対して、インディアン・ストロークは漕ぎ始めにブレードを戻すときの動作でカヌーの方向をコントロールします。この漕ぎ方だけは常にブレードが水に入っています。
| ストローク名 | Ｊ−ストローク | ラダー・ストローク | カナディアン・ストローク | インディアン・ストローク |
| 漕ぎ方の イメージ （右漕ぎ） |
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| 用途 | 一般的な漕ぎ方 | 一般的な漕ぎ方、 長期間のツアーなど |
一般的な漕ぎ方 | 風が吹いて方向を失 いやすい時、 また音をたてないで 漕ぎたいとき |
| 良い点 | 方向のコントロール が積極的である。 スピードがでる。 |
手首が疲れにくい。 | 方向のコントロール が積極的である。 スピードがでる。 Ｊ−ストロークより風 に有利である。 |
ある程度の風でも 方向を失わない。 ハンティングなどに 適する。 |
| 悪い点 | 手首が疲れる。 やや風で方向を 失いやすい。 |
方向のコントロール に時間がかかり スピードがでにくい。 風で方向を失い やすい。 |
手首が疲れる。 | スピードがでにくい。 |