タンデムでのストリームアウト （アニメーション）
左回りでの場合、バウマンは左漕ぎ、スターンマンは右漕ぎです。
岩の右側１ｍくらいのラインでアプローチします。流れが速いとき、この岩から離れたラインをとると下流に流される距離が長くなります。
まず、スピードを落としながら接近します。バウマンはカヌーの先端が岩を通過し終わる直前に、パドルのブレードをカヌーの左前に入れます。右手の親指が顔の方を向きブレードが水を切るような感じに入れます。そしてシャフトを握ったまま左手首を外側に曲げるようにするとブレードがいくらか左に開きパワーフェースが水をとらえます。この水によってカヌーは左回りの力を受けます。さらにカヌーのスターン側が速い流れで下流に持って行かれる力が働くのでやはり左回りの力を受けます。この時スターンマンは大きくスイープストロークで左回りを促します。
バウがしっかりと「岩の下流の流れが止まったところ」に入れば、あとは水の力でカヌーを回してくれます。
この場合は、バウマンもスターンマンもフォア側で漕いでいるので多少揺れても安心ですね。