タンデムでのパドリング (二人でまっすぐ漕ぐ。)

 バウマンがカナディアンストロークみたいな漕ぎ方、スターンマンがJ-ストロークの場合です。

 どちらも漕ぎはじめから、パドルが体の横を通過する頃までは同じ漕ぎ方です。その後、バウマンはパドルを早めに水からあげ、漕ぎはじめに戻ります。
本来カナディアンストロークだったら、漕ぎはじめに戻すとき水を切るようにしてその抵抗でカヌーの方向をコンロールしますが、タンデムでの場合はスターンマンが方向のコントロールをするので、このように水からあげてしまいます。
 このアニメでは、二人のリズムが揃っています。リズムを揃えることは意味があるので、バウマンはいくらかゆっくり大きく漕ぐと、スターンマンがリズムをあわせやすくなります。
 J-ストロークは、方向のコントロールを積極的に行う漕ぎ方なので、リズムをあわせやすいですが、ラダーストロークなどでは、方向のコントロールに時間がかかるのでリズムが遅れがちになります。


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